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ペントレで出会ったウォーターマンの古い万年筆

 こんばんは!今日はペントレ2日目に購入したもののことを。
 1日目でお財布の底が尽きたので、2日目はほんのお手伝いと友人に会うために出かけてきました。
 もう、買わないと決めたのに、とっても素敵なペンに出会ってしまったんです~。

 Wさんのブースで、です。
 Wさんはいつも見たことも無いような万年筆をたくさん見せて下さるので、楽しませて頂いておりました。
 ヴィンテージのものばかりですが、どれもぴかぴかに磨き上げられています。
 メーカーごとに分類された木製のトレイはとても見やすくて、一段ずつじっくり触らせて頂きました。

 値段はついていないのですが、まずは見てもらってもし欲しいという方がいればお声かけ下さい、というスタンスで、さらりとしているので、机の前に座らせてもらっても、とても居心地がいいのです。

 私が時間をかけて見せていただいていたのはスワンのトレイ。
 今までに1,2本しか見たことがなく、とても抑えた控えめのデザインでもどこか主張するところがあって美しい。
 そういう古くて美しい万年筆が10本以上普通に並んでいて、気軽につけペン状態で試し書きまでさせて頂けるなんて、私には素晴らしい経験でした。
 そのトレイには他のメーカーのものもあったと思いますが、主に90年~100年前の万年筆です。
 黒いエボナイトで筒状のシンプルなデザイン。Wさんのスペシャルな腕前で出来たばかりのようにぴかぴかしています。
 
 どうして、こういう軸は真っ黒、クリップも超シンプルというものに魅かれてしまうのか考えてみました。
 分かったのは皆さんがお持ちのこういう類のものに憧れていたからかも知れません。
 私が万年筆にはまり始めたばかりの頃、aurora_88さんが常にお持ちだったのが、こういうタイプのものでした。
 オノトの大きくて真っ黒、クリップも付いてない万年筆。超地味、でも存在感たっぷり!
 書き味もふわふわするような絶妙な柔らかさで、インクも潤沢。
 そっと紙にペン先を置けば、流れるようにインクが出てきます。
 手に持つとエボナイトのしっとりとした質感で、手から離したくなるような不思議な執着が心に芽生えます。
 もうちょっと使っていたいなぁ…というような。

 結局、私が手にとって離すことができなかったのがこちらでした。
 私の好みを察してくださって、Wさんが「これは…」と差出し、説明して下さったのです。

DSCF3828.jpg ウォーターマンの90年前位の万年筆。
 エボナイトの変色を、ぎりぎりまで磨き、ほんの少し「飴色」が出ているという絶妙な状態で止めた、という美しい色合いのペンです。
 私があこがれたaurora_88さんのものよりずっと小ぶり、細身です。
 
 この2本の金の帯、素敵なデザインだと思いませんか?
 吸入はレバーフィラー式で、その金のレバーもおしゃれなんです。
 

DSCF3831.jpg ニブはやわらかく、ややお辞儀したペン先は滑らかで書き味も申し分ありません。
 軸にはWaterman'sの表記もしっかり残っています。

 「こんな歴史ある、素敵な万年筆、さぞ高価なのだろう…私にはムリ」と諦める方向に心を諌めていましたが、ものすごくお手ごろ価格で譲っていただけるということ。
 一気に心は入手したい!という方向に傾いてしまいました。
 さらに背中をおしてもらったのがこんな出来事…。
 Wさんブースの隣で、展示をされていたTさん。
 とても上品で美しい女性で、WAGNERの定例会では来られるとその場がふわっと明るくなるようなオーラのある方です。
 その方が「いいなぁ!素敵~、買わないんですか~?」と一言。
 わぁ、これが俗に言うペントレ会場での牽制合戦?
 私の目も真剣に・・・・。

 少し迷いましたが、この一押しで決めました。
 そして、銀行へダッシュ!((( 三( -_-)
 たしか師匠のブログで、「毎年、銀行に走る人がいる」と書かれていて、「ほんと?またまた~」なんて思っていましたが、私でした…がくっ

DSCF3833.jpg 証明が暗くて、うまく写らなかったのですが、細かいチェイス柄が刻まれています。
 この模様も憧れだったんです。


DSCF3835.jpg さて、入れたのはパイロットのこちらのインク。
 なるべく安全なインクを、ということで国産のインクにしました。
 
 紺碧にしたのは、ペントレでとある方から書かせてもらって、つくづく美しい色だと思ったから。
 感化されやすいんです。

 明るい青。
 ペンマンインクのサファイアの色に似ていると思います。
 ペンマンインクはなかなかこわい症例を聞いているので使いにくいんですよね。
 その点、パイロットのものなら、という安心感があります。


DSCF3829.jpg でも、師匠ブログからの最新の情報では、手に付いたインクが非常に落ちにくい、ということだったので、念のためインクは抜いたばかりです。
 なにもこのペンに入れなくても、他の現代モノで試してからにすればいいですからね♪

 一筆箋に書いたのはいたずら書き。意味は特になし。(詩ではないです。)
 太さは中字くらいでしょうか。
 
 ペン・便箋が載っているのは、お手製ノートカバー。
 古い帯で作ってみました。
 いずれ、また記事にするかも知れません。
 



 そうそう、後から伺ったことですが、確かもともとは有名なN先生のものだったそうです。
 多分、これそのものが本にも登場していたということなので、本を目にする機会があれば見てみたいものです。

この記事へのコメント

- 夢待ち人 - 2008年04月19日 23:26:49

こういう出生の良い万年筆が手頃な価格で手に入れられるのはペントレならでわですね、師匠は嫌うけど色雫は綺麗なインクですね、紺碧の色ってモンテグラッパのターコイズ軸色と同じなのでミヤに入れて使っています。いい万年筆ですから大切に使って下さい。

エボナイト - 渓雪 - 2008年04月19日 23:37:15

上品で素敵なペンですね☆
エボナイトは使い方が足りないと変色やひび割れが起こるそうですが、逆に使いこむと艶が出て美しくなると聞きました。これからみーにゃさんの手で素敵に育っていくのが楽しみですね☆
ところで、写真のノートカバー素敵です!!私は包装紙や和紙をカバーにしています;記事を楽しみにしています。

- どーむ - 2008年04月20日 13:07:39

銀行走っちゃいましたか(*´艸`)
チェイス柄のエボ軸を上手いこと表面を一枚落としてますね~こういうペンはなかなか手に入らないですから大事にしてあげてくださいね。

- 祈祷師 ゑでぃ - 2008年04月21日 01:42:53

ちょうど「私の目も真剣に・・・・。」

の所まで傍らで聞いていました。女性同士の火花を散らしたつばぜり合いに、その場を逃げ出しましたが(違

そうですかー。あの後、銀行に走っちゃいましたか(´▽`*)アハハ

素敵な万年筆を入手出来て良かったですね。

ところでN先生って、もしかしてペントレにいらした、あのN先生ですか?N先生の持ち物だったとしたら、それなりの一品かもしれませんね。大切にお使い下さい。




でも、ダッシュで走っているところを見たかったな(ぉぃ

夢待ち人さん、こんにちは! - みーにゃ - 2008年04月21日 12:39:10

コメントへのお返事が遅くなってしまって申し訳ありません。

>こういう出生の良い万年筆が手頃な価格で手に入れられるのはペントレならでわ

そうなんですよね~。お祭り価格で、ペンがどんどん流通する場所。なんて素敵な…と思いました。

色雫、いい色ばかりですし、なんと言ってもパイロットさんから…という安心感が良いですよね。

モンテグラッパ ミヤのターコイズ、素敵なものをお持ちですね。
調べましたが、こちらですか?セルロイドなんですか~!?
http://www.geocities.jp/j_belavista/read9.montegrappa.html
確かに、紺碧にぴったりですね☆

ええ、大事に使います♪

渓雪さん、こんにちは! - みーにゃ - 2008年04月21日 12:46:03

お返事おそくなり、申し訳ありません。

>変色やひび割れ
私も詳しくないのですが、エボナイトは紫外線に弱いそうで、使わないで保管する場合は光に当てないようにするらしいです。
でも、実用する場合はそんなに急激に変化するわけでもないので、あまり気にしないでよいようです。
ええ、自分の使いやすいように育てていきますね♪

>写真のノートカバー素敵です!!
ありがとうございます。
裁縫・工作苦手ですが、心のどこかに好き…という気持ちがあるようで、時々小物を作ったりしています。雑なのですが、今度紹介させていただきます♪


どーむさん、こんにちは! - みーにゃ - 2008年04月21日 12:48:52

>エボ軸を上手いこと表面を一枚落としてますね~

お~~!よく分かりますね♪
このWさんという方は修復の名人でもあり、悲しげな万年筆を幸せに蘇らせてしまう方です。面識はありますか?

本当に大事にします!

祈祷師 ゑでぃさん、こんにちは! - みーにゃ - 2008年04月21日 12:53:19

そうそう、近くにいらっしゃいましたよね♪なーにやってるの…って感じですよね。
いえいえ、火花なんか出ていないですよ~ヾ(≧∇≦)〃

ええ、ペントレにいらしていた方です。
すぐ使いたくて、紺碧を迷わず入れちゃいましたが、もう少し実績のあるインクを入れて使おうと改心しました。

銀行へのダッシュ!((( 三( -_-) 僅かな手持ちしかないのがまわりにバレバレで恥ずかしかったです~☆

管理人のみ閲覧できます - - 2008年05月21日 21:42:56

このコメントは管理人のみ閲覧できます

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プロフィール

Author:みーにゃ
文房具が大好き。最近のお気に入りの万年筆はモンブラン252。
WebショップやWeb製作の仕事をしています。
万年筆好きが高じて、文具撮影にハマり、笑暮屋さんの万年筆の写真を撮ったり、商品コンセプトを考えながらアップしたり、HPを作ったりしています。
ライターとしても活動中。

好きなこと
・写真を撮ること
・綺麗なものに触れ、美味しいものを好きな人と食べること
・書くこと
・大自然の中でリフレッシュすること

万年筆にはまったきっかけ
・2005年、父の形見の万年筆を譲り受けたこと
・2006年3月、フルハルターで「自分の一本」を作って頂きました。以後、万年筆は増殖の一途。万年筆愛好家の会WAGNERに参加したり、萬年筆くらぶ「フェンテ」に入れて頂いたり、人との交流を楽しむようになりました。

ひとこと
「文房具ラバー」は文房具好きの方々にとっての、駅や交差点。通り過ぎたり、何かと出会える場所でありたいと思います。

仕事場
下町のエボ屋さん=笑暮屋(エボヤ)=
イーハトーヴのりんご園*かどしげ農園*
↑上記Webショップの運営しています!

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