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彫られた名前、消して頂きました☆

 こんばんは!
 先日は、楽しみにしていたWAGNERの定例会。
 今回は特別わくわくしていた理由があります♪

 それは、こちら↓!
 手を加えていただいた愛用の品、シェーファークレスト(スノーケル)太字に再会できるから♪

DSC03329.jpg これがぼろぼろだったなんて、信じられますか?
 現代ものの新製品、と言ってもいい程、ぴかぴかです☆
 
 これ、持ち主の名前がでかでかと金字で入った、50年代~60年代のぼろぼろのアンティークだったんです。。

 こちらをぴかぴかにして下さったのは、京都和文化研究所さん。
 あまりの仕上げの素晴らしさに、もうびっくり!びっくり!で、頬ずりしたい気持ちに駆られたほどです。
 これは、本当にものすごいことです。

 遡る事、数ヶ月前。
 初めて銀座のユーロさんに伺った際(参照記事、一応リンクしておきます。)に、隣り合わせに座られたのが京都和文化研究所さんでした。しばらく、悩みまくる私にアドバイスを下さったり、お話をしたりして時間を過ごした後、同行頂いたaurora_88さんから明かされました。
 京都和文化研究所さんが秘技をお持ちであることを。。。

 どんなにくたびれた万年筆でも、ぴかぴかに磨き上げ、新製品同様にしてしまう。
 深く掘られた名前でも、跡形もなく消してしまう、技がある。
 その凄さには皆びっくりしますよ…と。

 このペンをオークションで手に入れる際、名前が彫られていることはもちろん知っていました。
 ただ、勝手に「外国の名前」とイメージしていたため、日本人名が深々と彫られているのを見たときは、これはいただけないな~…と苦々しく思いました。
 名前を消すヒントとしては、「金磨き布」というのは伺っていたので、それはそれは毎晩、一生懸命磨きました。
 しかし、憎らしいほど深い名前の溝は、わずかに金色が薄くなる程度で、消える気配すらない…。
 一ヶ月一人で努力したところで、ギブアップ!

 そして、先月の定例会でお声かけさせて頂き、お願いしたのでした。
 「この名前を消したいんです…、何とかお力を!!」

 人のものは…、それにうまく行くとは限らないし…と、おっしゃる京都和文化研究所さんでしたが、必死の頼み込みと、周りの「やってあげたら~」(by aurora_88さん)という押しに、受けてくださったのでした☆
 なんと言っても手間のかかる事ですし、リスクを考えれば断るのが道理のところ、よくぞ受けてくださった!と思います。
 その場ではできるものではないので、図々しくもお持ち帰りいただいたのでした。

 そして、仕上げてくださったのが、上の写真です。
 深く掘られた名前は、跡形もなく、傷だらけの黒い軸も、濡れているかのように光っています。
 自分で磨けど細かい傷だらけだった金属キャップは、つるりとして美しい。
 泣ける事に、ペン先までぴかぴか!
 くすんでよく読み取れないペン先の文字もはっきり見えます。
 「パラジウムシルバー オーストラリア」でした。
 
 これは伺ってはいませんが、恐らく、内部の洗浄までして下さった模様。
 というのも、お渡しする前は一度、例のワインインクを入れた次に、ローズ色のインクを入れていたのですが、元のインクの残りを綺麗に洗いきれず、くすんだ紅色になっていました。
 それが、こんなに鮮やかな発色に。→

DSC03330.jpg 受け取ったその場で飛び上がる程嬉しく、帰宅後インクを入れてみて、更にじんわりじんわり喜びがわいてきました。

☆インクはヌードラーズ「Sha's Rose」で、Sさんからの頂きものです。☆

 もう、マジックのようです!
 本当に、ありがとうございました!

 最後に、どうやって、ここまでにしたのか少しだけ伺ってみました。

 ・仕上げるにあたって、金磨き布だけではなく、別の「何か」も使われているそうです。

 ・今回、新しい技術を使用し、成功!ということで、また腕に磨きがかかったみたいです。

 ・このキャップは銀の地に、キャップ下部のみ金で帯がついたものですが、金の部分はマスキングまでして、気を遣って下さったということでした。



 いつも、師匠とらすとるむさんにやって頂くペン先修正&修理も素晴らしい技術ですが、
 ペン本体の再生、というのも物凄い技術ですね。
 あまりのインパクトに衝撃を受けました!
 この感動、伝わりましたでしょうか?

この記事へのコメント

魔法の手の持ち主です! - kugel_149 - 2006年09月26日 00:42:31

京都和文化研究所さんは、
入院中何度もお見舞いに来てくださったんですけど、
痛みがひどかった日に、ずっとさすってくださったんです。で、ぐっすり眠ってしまって、気づいたら、お帰りになられたあとでした。
やさしい人です。魔法の手の持ち主です。

kugel_149さん、おはようございます - みーにゃ - 2006年09月26日 09:04:28

おはようございます。
魔法の手、という言葉とても分かります。
技術が凄い、と書きましたが、その前に、本当にやさしさのにじみ出るお人柄だと思います。

そういうことがあったんですね。とても素敵なエピソード!
癒しの手でもあるんですね。
それに、Kugel_149さんが眠りにつくことができるということは、とても安心できる関係なのですね。

まさにゴッドハンド - らすとるむ - 2006年09月26日 22:47:09

こんばんは。
みーにゃさん。さぞかし驚かれたご様子ですね!。京都和文化研究所さんの技術はアンビリーバブルなんですよ!。わたしもいつも驚かされます。100年前のエボナイトが真っ黒、セルロイドはあたかも濡れているような風情なんです。曲がった胴軸も真っすぐにしてしまうし、本当に凄い技術をお持ちの方なのです。

らすとるむさん、こんばんは! - みーにゃ - 2006年09月26日 23:21:59

はい、ほんっとにびっくりしました。
こんなことが可能だなんて…!!

魔法の手!!ゴッドハンド!!として皆様、よくご存知なんですね。

『100年前のエボナイトが真っ黒、セルロイドはあたかも濡れているような風情なんです』!
うーん、うなずけます。
だって、私のプラスチックの軸の質感も全く変わってましたから。
素材感を、時代を超えて元通りにしてしまうって、やっぱりものすごい事ですね。

そうお聞きすると、ご自身の持ち物をじっくり見せていただきたくなってしまいます!

弟子入りしたい! - monolith6 - 2006年09月28日 05:00:55

 軸の傷修理、京都和文化研究所さんに弟子入りしたいです(大真面目!)

monolith6さん、おはようございます - みーにゃ - 2006年09月28日 09:10:28

ええ、本当にそのくらい素晴らしい魔法の手、です!

WAGNERは本当にすごい方揃いですね☆
そういう方々から万年筆のなんたるかを教えて頂けて、私は本当に幸せです♪

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プロフィール

Author:みーにゃ
文房具が大好き。最近のお気に入りの万年筆はモンブラン252。
WebショップやWeb製作の仕事をしています。
万年筆好きが高じて、文具撮影にハマり、笑暮屋さんの万年筆の写真を撮ったり、商品コンセプトを考えながらアップしたり、HPを作ったりしています。
ライターとしても活動中。

好きなこと
・写真を撮ること
・綺麗なものに触れ、美味しいものを好きな人と食べること
・書くこと
・大自然の中でリフレッシュすること

万年筆にはまったきっかけ
・2005年、父の形見の万年筆を譲り受けたこと
・2006年3月、フルハルターで「自分の一本」を作って頂きました。以後、万年筆は増殖の一途。万年筆愛好家の会WAGNERに参加したり、萬年筆くらぶ「フェンテ」に入れて頂いたり、人との交流を楽しむようになりました。

ひとこと
「文房具ラバー」は文房具好きの方々にとっての、駅や交差点。通り過ぎたり、何かと出会える場所でありたいと思います。

仕事場
下町のエボ屋さん=笑暮屋(エボヤ)=
イーハトーヴのりんご園*かどしげ農園*
↑上記Webショップの運営しています!

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